投稿日:2015.10.30 |
オール電化住宅が今また気になってきたけど、いまさら聞けないオール電化のあれこれ
オオサワ創研の「住まいのコラム」をご覧いただき、ありがとうございます。
本日も、みなさまが知って得する住まいの情報をお届けいたします。
さて今回のテーマは「オール電化住宅の今について」。
「オール電化住宅」・・・いやぁ、いい響きですね。
とても未来を感じる、そしておトクな気になる言葉です。
でも実際おトクになるのでしょうか。
震災後から電力が上がってとても高くなったって聞くけど・・・フム。
本当にお客様より多くお問い合わせをいただくキーワードです。フム・・・。
ということで今回のコラムは
「いまさら聞けないオール電化って何?」
「オール電化住宅のメリット・デメリット」
「オール電化にすると効果が高い人はどういう人?」
「2016年4月に始まる電力自由化でオール電化は安くなるの?」
でお送りしたいと思います。
いまさら聞けないオール電化って何?
オール電化、オール電化ってよく聞くけど、本当はなにをすることなのかよくわかんないけどいまさら聞くのも恥ずかしいよねっていう方も実は多いと思います。簡単に言えば、ガスでまかなっていることも電気で全部やってしまおう!ということなのですが、安い深夜電力を活用して昼間に使用するときにつかうことで安くなる、という仕組みです。
ガスから電気に変えるもので主なものは、
- 「ガスコンロ」から「IHクッキングヒーター」へ
- ガスや石油でお湯を作る給湯器から電気で安い深夜料金でお湯を作る「エコキュート」
などです。
切り替えたことでガスの基本使用料分が削減されたり、火を使わないのでガスに比べて安心感が強いことがポイントとして思いつくはずです。
オール電化住宅のメリット・デメリット
ではオール電化とは何か、ということを踏まえてメリットとデメリットを見てみましょう。
オール電化住宅のメリット
- ガス代がかからないので電気の基本使用料だけで良い
- 安い深夜電力を利用するので電気代が節約できる
- 災害時にインフラが止まってしまった時にも電気の復旧がダントツに一番早い
- 災害時は給湯器に溜まっているお湯や水を「生活用水」として利用できる
- 直接火を使わないので、火災に対する心配が軽減される
- 調理器具が汚れにくいので掃除が格段に楽になる
- ガス漏れや不完全燃焼での一酸化炭素中毒の心配がなくなる
- 室内空気が汚れない
オール電化住宅のデメリット
- 昼間の電気代が高額になる
- フライパンや鍋などの調理器具が限定される
- 停電時に何もできなくなる心配
- 設置コストが高額
- 調理時の火力については好き嫌いがある
- タンクに貯水されたお湯はそのまま「飲用水」にはできず、一度沸騰させなければならない
- IHクッキングヒーターの電磁波が人体に害があるかどうかまだ研究中である
このメリットデメリットは人によって受け取り方はさまざまだと思います。
また日進月歩で新しい技術や商品が生まれ、このメリットがさらに強力なものに、そしてデメリットで上げた項目が特に悩むほどではないようになることもあるでしょう。
実際オール電化は急激に普及されている状況もあり、2025年度には導入戸数が1000万戸を上回り普及率で20%を超えるものと予想されていることから、導入することがメリットであると考えている人が多いようですね。
おっと・・・スミマセン。
思いのほか長くなってしまったので次回コラムに続きたいと思います。
では、次回コラムでは
「オール電化にすると効果が高い人はどういう人?」
「2016年4月に始まる電力自由化でオール電化は安くなるの?」
などご紹介したいとおもいます。
お楽しみに!