住まいに関わること

中古住宅リノベーションと、新築購入のメリット・デメリット

中古住宅リノベーションと、新築購入のメリット・デメリット

オオサワ創研の「住まいのコラム」をご覧いただき、ありがとうございます。
本日も、みなさまが知って得する住まいの情報をお届けいたします。

さて今回のテーマは「中古住宅リノベーションと、新築購入のメリット・デメリット」について。

 

 

 

 

家は一生で一番大きな買い物です。その買い物は、これまで新築が良いとされてきました。ただ、日本以外では「古い方が良い」という価値観が根強くある国が多くあり、その影響なのか日本でも中古物件に対する考え方が少しずつ変わってきました。

そのため最近では「中古物件を購入してリノベーションをする」という選択肢を採用する人が多くなってきました。それにしても、実際のところ中古物件を購入してリノベーション場合と、新築住宅を購入する場合、それぞれにどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

 

そこで本日のコラムは

「新築住宅を購入するメリットとは?」
「新築住宅を購入するデメリットとは?」
「中古物件を購入してリノベーションするメリットとは?」
「中古物件を購入してリノベーションするデメリットとは?」
でお送りしたいと思います。

 

 

 

■ 新築住宅を購入するメリットとは?

まず新築住宅を購入する場合、中古物件を購入してリノベーションする場合と比べて、どんなメリットがあるのでしょうか。

税制面での優遇措置が幅広い

登録免許税の軽減など、新築の税制優遇はやはり中古に比べ多いのが現状です。

 

自分の好きな間取りが選べる

新築注文住宅の場合ではありますが、デザインの自由度はとても高いでしょう。建売の場合はすでに完工している物件を購入するので、上記とは真逆となります。

 

最新の設備を設置することができる

太陽光発電システムや家庭用蓄電池などは、中古物件だと間取りや構造の問題であとから設置することが難しいケースがあります。

 

構造部分に不安がなく、中古物件と比べると安全な住まいを作りやすい

そして構造部分は最新の法律に基づいて建てられているので、耐震に安心感があるでしょう。

 

中古物件に比べて、維持費がかからないことが多い

高い断熱材や、最新の設備などにより、中古よりの維持費用が安くなる傾向にあります。

 

分譲業者によるアフターサービスや保証(瑕疵担保責任など)が多く受けられる

すべての新築は「住宅品質確保促進法」により10年間保証されます(柱や梁など住宅の構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分)。

 

未入居である

新築一戸建てを購入する理由で最も多い理由でしょう。気持ちの問題ではありますが、それゆえ譲れない人も多いのでしょう。

 

ローンが多彩で組みやすい

新築用のローンには多彩な種類があり、ローンが組みやすい傾向があります。

 

 

■ 新築住宅を購入するデメリットとは?

そして新築住宅を購入する場合、中古物件を購入してリノベーションする場合と比べて、デメリットとしてはどのようなものがあるのでしょうか。

価格が中古より高くなる

新しい住宅であれば、中古物件より高い費用がかかります。

 

建築途中で販売することが多く、完成後のイメージがつかみづらい

建築途中で購入する場合は、完成後のイメージがパースという完成予想図CGでしかわからないため、完成後のイメージを若干つかみづらくなってしまうでしょう。

 

実際の眺望や日照、騒音や通風状態などが分かりづらい

日差しが入るか、もしくは眩しすぎるのか、眺望は良いのか、騒音はひどいのか静かなのか、風は通りやすいのかなど、建物が完成した後でしか確認ができないため、建売でない場合は前もって確認することは難しいでしょう。

 

中古と比べて、郊外に住むことになる可能性が高くなる

駅前など便利な土地のほとんどは、すでに建物が立っているため、新築一戸建てを建てられる土地の多くは、郊外が中心となります。

 

 

 

■ 中古物件を購入してリノベーションするメリットとは?

次に中古物件を購入してリノベーションする場合、新築住宅を購入する場合と比べて、どんなメリットがあるのでしょうか。

価格が新築より安いことがほとんど

従来木造住宅は「築20年で価値がほとんどなくなる」と言われていたため、物件によっては土地代だけで購入できるというケースもあります。個人間でやりとりをする場合は、消費税がかからないことも大きなメリットでしょう。

 

自分の好みにより適した空間づくりがしやすい

新築の場合は、注文住宅でなければコスト面の削減などから、よくあるデザイン、よくある質のおうちとなることがあります。ただ中古物件の場合はある程度自分の力を入れたい部分に予算をつぎ込むことができるので、好みにより適した空間を作ることに長けています。

 

最新の設備を設置することができる

壁紙やキッチンなど、またそのほかの水まわりの設備を中心に、断熱材の追加をするなどしてすれば、新築一戸建てと同等の住宅性能を得ることができます。また、自分が力を入れたい箇所に予算をかければ、新築一戸建てのときより良い設備を利用することができます。そもそも新築一戸建ての場合は、コスト削減などの理由から、一般的な設備が採用されることが多いので、場合によっては中古物件で自分のこだわりの設備を選んだ方が良い設備に囲まれて過ごすというケースもあるでしょう。

 

実際の眺望や日照、騒音や通風状態などをしっかりと確認しやすい

日差しが入るか、もしくは眩しすぎるのか、眺望は良いのか、騒音はひどいのか静かなのか、風は通りやすいのかなど、建物が完成した後でしか確認ができないため、前もって確認ができているというのは新しく家を持つ人にとって、大きなメリットとなるでしょう。

 

一般的に立地は中古物件の方が良いケースが多い

新築の場面でも書きましたが、新築の場合は郊外に建てられることが多いです。中古物件は古くからある土地を手に入れることができるので、便利な場所を手に入れることができる可能性が高いのです。

 

中古物件ならではの趣がある

年月を経て味わいを増した柱や瓦、梁など、中古一軒家でしか得られない魅力もあります。最近人気な古民家リノベーションはまさにこの魅力を最大限活用したものとなるでしょう。昔ながらの日本家屋を和モダンスタイルで演出した家はとても魅力的です。

 

 

■ 中古物件を購入してリノベーションするデメリットとは?

最後に中古物件を購入してリノベーションする場合、新築住宅を購入する場合と比べて、どのようなデメリットが考えられるのでしょうか。

設備や建物自体が古い

中古物件なので、誰かが使っていたという事実に拒否感を感じる人もいるでしょう。また不具合が多く出る場合は、維持費用が多くかかる傾向にあります。

 

いざという時の保証が十分でない場合がある

個人間売買となった場合の多くは、瑕疵担保期間が購入後3か月程度と短かったり、その瑕疵担保そのものがない場合も多いでしょう。

 

前に住んでいた人によって、劣化程度がひどい場合がある

前に住んでいた人の使い方や、住んでいない期間の住まいの扱いによって、劣化程度が大きく変わってきます。状態の良いものを探すか、状態によって適当な価格であるか確認しましょう。

 

間取りに制限がある場合がある

リフォームは設備や部品の交換、部分改修などが主な内容です。自由な間取り設計ができる「スケルトンリフォーム」もありますが、建物の構造によって対応できないケースが多く、費用が多くかかる場合があります。

 

構造部分の老朽化や経年劣化を確認することが難しい

壁の中や天井版の上など、スケルトンリフォームしなければ確認できない構造部分の老朽化を確認することが難しいというもんだいがあります。木造であればシロアリの被害や、木の腐食がないかなど「ホームインスペクション」という、住宅診断士によって家の状態を確認してもらう制度もありますので、ぜひ活用しましょう。

 

状況によっては、以前より減築しなければならないこともある

昔の建築基準法準拠で建てられた建物でも、現在の建築基準法に適した建物にしようとすると減築しなければならないケースもあります。また、面する道路から距離を置かなければならない「セットバック」というのをしなければならない場合もありますので注意が必要です。

 

住宅ローンの審査が厳しい

リフォーム用のローンは、新築用ローンより審査が厳しく、高い条件をクリアしなければ借り入れできないので注意が必要です。また銀行などの金融機関で利用できるローンでも、買主が考えるよりも借入可能額を低くせざるを得ないこともあります。

 

まとめ

いかがでしょうか。
今回は新築と中古物件のメリットデメリットをご紹介しました。

本当に古民家リフォームが流行っている現代において、新築なのかリノベーションするのか悩んでいる方が多いと思います。人それぞれ、上記のメリットデメリットを見て、それぞれの重要性は変わってくると思いますので、一概にどちらが良いとは言い切れないでしょう。あなたは、あなた自身はこれらのメリットデメリットを見て、どちらが「良い」と思ったでしょうか。

この記事が少しでも、そんなあなたの一助になればうれしく思います。