投稿日:2017.03.31 |
ベランダ、バルコニー、テラスの違いって何?
オオサワ創研の「住まいのコラム」をご覧いただき、ありがとうございます。
本日も、みなさまが知って得する住まいの情報をお届けいたします。
さて今回のテーマは「ベランダ・バルコニー・テラスの違い」について。
私は物件を見たり、モデルルーム巡りがすごく好きです。そのため色んな物件を見ていたのですが、オオサワ創研で働いてから初めて「ベランダとバルコニー、テラスの違い」を知ってとっても驚いたので、これから私たちと一緒に働く新社会人のみんなのためも含めて、この3つの違いについてご紹介したいと思います。
そこで本日のコラムは
「ベランダとは?またベランダの定義とは?」
「バルコニーとは?またバルコニーの定義とは?」
「テラスとは?またテラスの定義とは?」
でお送りしたいと思います。
■ ベランダとは?またベランダの定義とは?
ベランダの定義とは
- 建物からせり出した、人が歩ける場所のこと
- 屋根があり、人が歩けるように建物からの出入り口がある
- 主に2階以上にあるものを指すが、まれに1階にあってもベランダと呼ぶこともある
ベランダの特徴とは
上記のベランダの定義から特徴をあげるとすると、
「屋根がついている」
という点です。
一般的にもベランダと言えば、洗濯ものを干したりするスペースのことをベランダと言いますよね。
■ バルコニーとは?またバルコニーの定義とは?
バルコニーの定義とは
- ベランダの屋根がないパターン
- 建物から外にせり出し、手すりがある場所
- 2回以上にある
バルコニーの特徴とは
ベランダとの違いが明確なのは、
「屋根がない」ということ。
またバルコニーの方がベランダより広いスペースが設けられていることが多いですね。
「ロミオとジュリエット」の場所、というと伝わることが多いです。
■ テラスとは?またテラスの定義とは?
テラスの定義とは
- 1階にある
- 屋根がない
- お部屋とほぼ同じ高さで作られていて、そのまま出ていける
テラスの特徴とは
とても明確です!
「1階にある屋根がないもの」
がテラスです。
元々テラスとは、昔のフランス語で「盛り土」という意味だったようです。そう、あの「盛り土」です。
おうちの大きな窓などから、お庭に出る憧れのあの場所ですよね。
ちなみに、よく似ている「デッキ」と「テラス」の違いですが、「デッキ」は地面より少し高くて、建物から突き出している、室内の床とほぼ同じ高さが多くて、室内の延長または一部というイメージ。そして「テラス」は庭の一部というイメージです。
テラスが広いと、椅子とテーブルを置いて天気がいい日に家族で「うふふ」「あはは」ということもできますよね。こんなおうちに住んでみたいなあ。
まとめ
いかがでしょうか。
本日はわかりにくい「ベランダ・バルコニー・テラスの違い」についてお伝えしました。
「まとめ」なのでわかりやすくまとめると、
ベランダ | 屋根がある屋外スペース |
バルコニー | 屋根がない屋外スペース |
テラス | 1階にあり、屋根がない屋外スペース |
とってもわかりやすいですね!
一回覚えてしまえばカンタンです。ドヤ顔で周りに「違いを知ってる?」って聞いてみてください。
ちなみに海外ではまた違う定義となり、「1階にあるのか、2階以上にあるのか」の違いです。
- ベランダ(Veranda:ポルトガル語)
意味:建物の1階にあり、建物からせり出した屋根と手すりのある、歩くことができるスペース - バルコニー(balcony:イタリア語に由来)
意味:2階以上にあり、手すりがあるスペース。屋根の有無は関係ない。
所変われば、いろんなことが変わるんだなと、何年経っても勉強が大事だなと思ったわたしでした。
季節は春!広いスペースでいい天気を楽しみましょう!