リフォーム・リノベーション

玄関アプローチを作るとき、どんなポイントに気をつけたらいいの?

front_door_approach

オオサワ創研の「住まいのコラム」をご覧いただき、ありがとうございます。
本日も、みなさまが知って得する住まいの情報をお届けいたします。

さて今回のテーマは「玄関アプローチ」について。

 

 

クリスマスが近づいてきましたね。
みなさまのおうちでは、イルミネーションなどは飾っていますか?イルミネーションがキラキラしている家にすると、会社から疲れて帰っても、見た瞬間癒されてしまいますよね。

同様に玄関周りをきれいにしていると、自分の幸せ度がアップするだけではなく、街の雰囲気を素敵に演出してくれます。なんて言ったって、お客様が一番最初に目にする我が家の顔ですから、玄関やそれに繋がるアプローチ、そしてエクステリアが素敵だとそれだけでそのおうちがどんな雰囲気なのか伺えてしまいます。

また、家を出てすぐ道路だと危険度が増しますし、玄関を開けたら家の中が見えてしまうので、道路から玄関までは道のりがあるとちょっとうれしい気持ちになれるのではないかなと思います。

 

そういえば余談ですが、最近年始に玄関や車にミカンの付いたしめ飾りをつけているのを見かけなくなりましたね。あれを見ると「年が明けたなー」と実感していたのですが・・・。あ、ただ思い出しただけです・・・。

 

 

そこで本日のコラムは

「玄関アプローチと玄関ポーチの違いとは?」
「玄関アプローチを作るとき、どんなことに気をつけたらいいの?」
「歳をとったり、子どもがいるときに使いやすいことを想定して玄関アプローチを作りましょう」

でお送りしたいと思います。

 

■ 玄関アプローチと玄関ポーチの違いとは?

玄関アプローチと聞いて、玄関ポーチと混同する方が意外と多いのでまずはここを整理しておきましょう!

 

玄関ポーチとは

玄関ポーチとは、玄関先に屋根がある部分のことを指します。
これがあることによって、雨が降っているときにずぶ濡れにならないことがメリットであったり、ベビーカーや自転車などを置くことができるので、便利なスペースとして採用する方が多いです。

 

玄関アプローチとは

対して玄関アプローチは、玄関ポーチに続く道のような部分です。面している道路から玄関までの小径のようにくねくねとしたデザインや、階段状のデザインにする方が多いです。また、玄関アプローチは業者に頼まず、DIYでやりたい!と手作りする方も多いですね。

 

 

■ 玄関アプローチを作るとき、どんなことに気をつけたらいいの?

では、玄関アプローチを家に作るとき、どんなポイントに気をつけて作ればいいのでしょうか。

わたしたちのような建築業者が気にしていること、そしてお客様が気にされる主なポイントをご紹介します。

  • デザイン
  • プライバシー
  • 防犯
  • 雨に濡れないように
  • 水はけ
  • つまずかないように
  • 使いやすさ

 

デザイン

まずは家に帰ったときに、ぐっと気分があがるデザインにしたいというお客様が圧倒的に多いです。
どんな種類のタイルやレンガ、石をどんなふうに使いたいか。また植栽をして道はくねくねとさせたい。照明もこだわって・・・と夢をどんどんとお話しくださる方が多いです。これは一概にどのデザインがいい、というわけではなく個々人にお好きなデザインやテイストがあると思いますので、ネットや本などで施工例をたくさん見たり、歩いているときなどに気に入ったデザインがあれば、写真に撮ったりして、簡単な絵を書くなどしてオーダーするとイメージ通り、憧れの玄関アプローチとなる可能性が高まるでしょう。

また、道路から玄関までの距離があまりとれない場合にも、空間に奥行きを感じさせるような工夫を取り入れることがポイントです。そのようなゆとりをもたせるために、玄関アプローチの小径はくねくねとしていることが多いのです。

 

プライバシー

玄関扉を開けたときに、外から家の中が見えてしまうと色々と気を遣ってしまうでしょう。そのため、設計上可能であれば門扉や人が通る道の正面に玄関を置くのはできる限り避けたいものです。
また、お風呂やトイレなどプライベートな部屋の近くを通らないような設計にすることも重要です。お互いに音やにおいなどで不快な思いをしたり、気にしながら生活したくはないですよね。

ただ、どうしても家の設計上避けられない場合は、植栽や植え込み、また目隠しなどでうまく見えないようにしてあげるといいでしょう。

 

防犯

プライバシーやデザインなどの観点から、植栽などで目隠ししたいと言われるお客様も多いのですが、防犯の観点から考えるとあまり人が隠れたりできるような死角を作りすぎてしまうと、泥棒から狙われやすい家になってしまいます。
また要所要所に適宜人感センサーLEDなどを設けたり、スポットライトを玄関側に設置することも効果的です。

 

雨に濡れないように

雨の日に車に乗り降りする場合や、荷物を持っているときに濡れたりするのは出来る限り避けたいもの。生活パターンを考えて、雨に濡れない導線づくりをすると良いでしょう。

 

水はけ

玄関アプローチの水はけが悪いと、玄関を出てすぐに濡れてしまったり、水たまりができてしまうことがあります。また玄関ポーチに上がったときに足が濡れていると滑ってしまう危険性もあります。

素材に気をつけたり、アプローチに勾配をつけるなどして、水はけが良い状態を作りましょう。

 

つまずかないように

タイルやレンガをDIYした方からよく聞く失敗例として、凹凸や溝ができてしまってつまずいてしまうというもの。プロに頼んだ場合は問題ないとは思いますが、自作した場合はフラットな状態にして凹凸や溝などつまずきやすい原因を作らないように気をつけましょう。

 

使いやすさ

玄関アプローチはひとりでただ歩くだけ、とは限りません。
たくさんの荷物を持ったり、子どもと手を繋いで歩いたり、車いすやベビーカーを押したり、自転車を押しながら歩くことがあると思います。

そのため、最低でも道幅は90cm以上を確保したいもの。
そして子供と手をつないだり、何かを押して歩くことを想定する場合には、120cm以上の道幅を確保しましょう。

また車を所有する場合は、駐車場から玄関までの導線も使いやすいようにしたいものですね。

 

 

■ 歳をとったり、子どもがいるときに使いやすいことを想定して玄関アプローチを作りましょう

玄関アプローチの作り方として、状だけを考えるのでなく、将来の家族像を想定してデザインするのもポイントです。

自分たちが歳をとったり、ベビーカーや車いすを使う時が来た場合、スロープがあればとても楽になります。また手すりを設置することで防げるケガもあるかもしれません。

家族がいつまでも過ごしやすいよう、そしてつらいケガがひとつでも少なくなるように、出来ればバリアフリーにするなどしたいものです。

 

■ まとめ

いかがでしょうか。
今回は簡単なようで、実は奥深い玄関アプローチについてご紹介してみました。

 

玄関アプローチは一般的な相場として10万円~20万円ほどで工事をされる方が多いです。家のリフォームの中でも比較的安価ではありますが、お客様の家に対する印象をガラリと変えるため、隠れた人気リフォーム場所のひとつです。また「これまで車に乗り降りするときに雨に濡れていたけど、濡れなくなったことですごく快適になった!」と大変喜ばれるケースも多いのです。

 

みなさまも一度玄関を出入りするときに我が家の玄関アプローチを、もう一度気にしてみましょう!