投稿日:2017.01.20 |
窓リフォームで断熱・耐結露・防音性能を一気にUP!しかも補助金でお得に
オオサワ創研の「住まいのコラム」をご覧いただき、ありがとうございます。
本日も、みなさまが知って得する住まいの情報をお届けいたします。
さて今回のテーマは「窓リフォーム」について。
さーーーーーむーーーーーいーーーーー!!!
最近の寒さ、みなさまどう思いますか?
もう雪が降るわ、寒いわで私の気持ちも折れそうです。
たまにお目見えする温かい日差しって、こんなにありがたいものなんだなって実感します。
前回のコラムで結露対策についてご紹介しましたが、とても反響をいただきました。結露に悩んでいらっしゃる方って、思っていた以上に多いんだなと。
そして前回はお金を出来るだけかけずに結露を抑える方法という、リフォームを中心に営業している会社とは思えない内容でしたが、それではもうラチがあかない!今すぐどうにかして!ドラえ…的に、今回は窓のリフォームについてご紹介したいと思います。
高気密高断熱の家が多くなっている中、窓やサッシがおろそかになっているおうちって本当に多いんですよね。わかっているけどそこにお金かけられない、みたいな感じがとても多い。
でも、そこが抜けてると結露が発生するだけでなく様々な問題点が出てくるのです。住んでみて初めてわかるこのツラさ・・・
はぁ・・・
そこで本日のコラムは
「窓を高機能なものにリフォームしたときのメリットって、一体なあに?」
「思い切って窓を二重窓にすると、どんな未来が待っているのか!」
「窓をお得に、そしてしっかりとリフォームするためには?」
でお送りしたいと思います。
■ 窓を高機能なものにリフォームしたときのメリットって、一体なあに?
窓を良いものに替えたときに得られるメリットは、結露の緩和だけではありません。
次の悩みが一気に解消される可能性があるのです。
- 結露ができる
- 窓際が寒い
- すきま風が入る
- 窓際が暑すぎる
- 冷暖房の効きが悪い
- 外の音がうるさい
- 部屋の中の音が外に漏れる
- 太陽の差し込む光が眩しすぎて困る
- 窓が重くて開け閉めが大変
- 窓がスムーズに開いたり閉めたりできない
- 窓ががたつく
- 鍵がかかりにくい
- 子どもが転落しそうで怖い
- 泥棒など外からの侵入が怖い
などなど・・・。こんなたくさんあるの驚きじゃないですか?
こんなたくさんの心配事や悩み事が、窓周りをリフォームすることによって、一気に解決されるかもしれないなんて!
これまで窓リフォームなんて考えてもみなかった方や、窓のリフォームにいまいち踏み切れなかった方が、思い切って窓のリフォームをした場合、どんな未来が待っているのでしょうか。
ちょっとまとめてみました。
■ 思い切って窓を二重窓にすると、どんな未来が待っているのか!
私がまだ新人の頃、窓をリフォームした方何人かに、その後どう変化したのか伺ったことがありました。
その方々がおっしゃっていたことをまとめたノートを久しぶりにバッと引っ張り出してみたので、ご紹介しますね。
- 結露がなくなった
- 冬のさむっ!!っていうのが和らいだ
- 夏のあつっ!!!というのが和らいだ
- 冬の夜寝る前に30分くらいエアコンをつけて部屋を温めたら、エアコンを消しても朝まで問題なくなった
朝も同様に、30分くらいエアコンをつけて部屋を温めるだけで日中心地よく過ごせる - 結果的に電気代がかなり安くなった
- すぐ隣に公園があるが、外から聞こえる子どもの声に悩まされることがなくなった
- 窓をリフォームしていないキッチンやお風呂、トイレなどとの違いをすごく感じる
- 部屋の中での日焼けが、なんとなく少なくなった気がする
- 子どもやペットが過ごしやすそう
- 防犯効果が高まったので、以前窓は破られやすく侵入される場所だったが、安心感が高まった
ふわー。
昔とったヒアリングメモを見返してみると、こんなに変わるんだ!と改めて思います。あの頃はまだ自分事にすることができていなかったんでしょうねとしみじみ・・・。
こんなに心地よさが変わるのもそのはず。窓は外の暑さ寒さの影響を受けやすい場所で、窓からはなんと夏73%、冬58%もの熱が出入りしていると言われているのです。エアコンの効きが悪いというお悩みの原因は、窓の断熱性の悪さも影響であることも多いのです。
そしてよくご相談をいただく結露に関しても、窓を良いものに変えることによって改善が見込めます。
普通の窓の場合、上の図のように冷たい空気が窓を介して温かい空気に触れるため、窓の表面に冷えたコップに水滴がつくように結露が発生します。
温かい空気には水蒸気がたくさん含まれていますが、冷たい空気はその水蒸気を保持することができなくなるため、追い出された水蒸気が結露となるわけです。
ところが二重窓や内窓、断熱窓のペアガラスなど複層窓にした場合は、ガラスとガラスの間に空気の層ができるため、冷えが直接伝わりにくくなり、結露ができにくくなるわけです。そして部屋の熱が逃げにくく、外気も入りにくくなり、音の空気振動も伝わりにくくなるために防音効果まで見込めるようになるわけなのです。
すごいなあー!
窓をリフォームすることによって、こんな未来が待っているとは・・・このコラムを書きながら、私の実家にもどうかなあと思いました。
ちなみに、最近人気があるのはLIXILの「インプラス」です。これは後から簡単につけやすい製品なので、窓のリフォームを考えられている方に今とても人気なのです!
もちろんその時々で人気の商品は変わってきますので、一度リフォーム業者やショールームで聞いてみましょう!
そしてなにより重要なことは窓だけでなく、アルミサッシも一緒に見直す必要がある場合もほとんどであることをお忘れなく!
■ 窓をお得に、そしてしっかりとリフォームするためには?
窓をリフォームすることで、たくさんの心地よさが待っていることはわかったものの、お金がかかるものであることは変わりません。良いものを得るためには、それなりの対価が必要なんでしょ!ということはわかっているものの、それでもどうにかリフォーム費用をお得に、そして同時に心地よさを得ることはできないのか・・・
いや、日本って素晴らしい国ですね。あるんですよ、それが!
そう、リフォーム費用を抑えるいつもの補助制度です!
実は平成28年11月01日以降の着工から「住宅ストック循環支援事業」という、エコリフォームで補助金がもらえる支援がスタートしました。
なんと、エコリフォームで最大30万円が補助され、さらに耐震改修すると15万円が加算され、最大45万円にもなるのです!
かなりリフォーム費用を抑えることができ、同時にしっかりとした窓のリフォームも視野に入れることができますね!
現在この「住宅ストック循環支援事業」がとても人気となっています。このような補助制度は最初に決められた国の予算がなくなり次第終了してしまうので、これまで「どうしよう」と悩んでいた方は、今がその決めるべきタイミングなのかもしれませんね。
住宅ストック循環支援事業について、詳しくみてみましょう。
住宅ストック循環支援事業について
最大支援金額 |
最大30万円(耐震改修の場合+15万円) |
対象工事 |
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住宅エコリフォーム要件 |
次の要件をすべて満たすリフォーム工事が対象。
※補助金合計金額が5万円未満のエコリフォーム工事は補助金支給の対象外
※地域によって施工できる窓のエコリフォームが異なる
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必須工事 |
※1~3の内、いずれか1つ以上のリフォーム工事をし、補助額の合計が5万円以上であることが補助金支援の条件(必須)
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対象工事 契約・申込期間 | 平成28年11月01日以降の着工 |
工事完了期限 | 平成28年11月01日以降の着工~ 平成29年12月31日(予定)までに工事完了 |
補助金交付申請 | 平成29年1月18日以降(予定)~ 平成29年6月30日(予定)までに申請 |
併せて対象とするリフォーム等 |
※注1 節湯水栓のみ3,000円 ※注2 リフォーム瑕疵保険の加入必須
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どうですか!この素晴らしい補助制度!
これを最初見た時、私は思わず「やった!」と声をあげてしまいました。
しかもこの住宅ストック循環支援事業だけでなく、これまでおなじみの「省エネ・リフォーム減税」や、各自治体独自の助成金制度もあるため、リフォーム費用を抑えてとてもお得に心地よい、そしてECOな省エネ環境を作り出すことが可能となっているのです。
この助成金の予算がなくなってしまう前に、各助成制度についての詳しい情報などを各自治体やリフォームをお願いする予定の業者に相談しておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
窓の重要性や、窓リフォームをした際のメリットや効果、そして窓のリフォーム費用を抑える方法をご紹介しました。
ご紹介した通り、窓のリフォームを行うことで、光熱費が格段に変わるおうちもあるかもしれないので、長い目で見ると窓のリフォームはかかった費用以上にとてもお得になるかもしれません。お金の問題だけではなく、家族の過ごしやすさが格段に変わる可能性がありますので、リフォーム費用と併せてぜひ一度窓のリフォーム業者やショールームに足を運んでみましょう!
私個人的にも、とってもおすすめですよ!