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カーテンの機能|デザインだけで選ぶのはもったいないカーテンの選び方

カーテン

オオサワ創研の「住まいのコラム」をご覧いただき、ありがとうございます。
本日も、みなさまが知って得する住まいの情報をお届けいたします。

さて今回のテーマは「カーテン」について。

 

 

みなさま、日々暑い暑いと言い続けていませんか?

「心頭滅却すれば火もまた涼し」とはよく言ったもので、暑いと思えばさらに暑くなるもの。一日「暑い」と言ってはいけない日を作ってみると、案外「あれ?暑くないかも・・・」となるかもしれませんよ。

はてさてそのような精神的な方法とは別に、なかなか安価に部屋の中を心地よい環境にする機能が、カーテンには実はあるのです。

カーテンにはそもそも太陽で熱された熱を、部屋の中に通しにくくする効果があります。そのため、省エネや暑い部屋の中になるのを抑えるためには、上手なカーテンの使い方が重要になるのですが、部屋の雰囲気をガラリと変えるカーテンですので、デザインには妥協したくないもの。

カーテンやロールカーテン、ブラインドなど種類があるだけではなく、それぞれデザインが多種多様にあるため決めきれないのも事実。であれば、別の観点から選択肢を絞り込んでみるのはいかがでしょう。

 

実は、最近のカーテンには高機能な付加価値があるカーテンが数多く販売されており、その選び方によっては生活の中の小さな「困った」を解消してくれる可能性もあります。そのためカーテン選びに悩んでいる方は、視点を変えて必要な機能でカーテンを絞り込んでみるのもひとつかもしれません。

このコラムを読み終える頃には、もしかするとカーテンをデザインだけで選んでいるのはもう古いかも・・・と思っているかもしれませんよ!

 

そこで本日のコラムは

「そもそもカーテンにはどのような効果があるんだっけ?」
「最近の高機能カーテンの種類とは?」

でお送りしたいと思います。

 

そもそもカーテンにはどのような効果があるんだっけ?

そもそも、カーテンにはどのような効果があるのでしょうか。

おさらいしてみましょう。

 

  • 外から家の中が見えないようにする
  • 太陽などの光が、部屋に入ってこないようにする
  • 部屋の雰囲気を変える
  • おしゃれな雰囲気にする

 

このような機能(効果)を目的として、購入することが普通でした。
ですが、最近では付加価値が付いたカーテンがたくさん販売されており、デザインだけで選ぶだけではなく、機能性重視で選ぶ方も増えてきています。

 

最近の高機能カーテンの種類とは?

最近は、高機能なカーテンが数多く販売されており、さまざまな「ちょっとした悩み」を軽減してくれます。
数多くある高機能カーテンの中から、その中でもメジャーな付加機能をご案内します。

 

  • 遮光
  • UVカット
  • ミラー
  • 遮熱
  • 保温
  • 撥水
  • 防汚
  • 抗菌
  • ウォッシャブル
  • 消臭
  • 防音
  • 制電
  • 防炎
  • 形状記憶

 

遮光

カーテンに望む機能として、真っ先に浮かぶのがこの遮光機能でしょう。
寝室やシアタールームなどに向いているでしょう。

ちなみにこの遮光機能には種類があり、その遮光率によって等級が分けられています。これは、一般社団法人日本インテリアファブリックス協会(NIF)の統一マークで示されます。

 

1級
  • 遮光率・・・99.99%以上
  • おススメのシーン・・・寝室やシアタールームなど、光を取り込みたくない方

 

2級
  • 遮光率・・・99.80%以上
  • おススメのシーン・・・光を取り込みたくないが、寝室などで朝に暗くなりすぎるのが嫌な方

 

3級
  • 遮光率・・・99.40%以上
  • おススメのシーン・・・一般的な家庭

 

それ以下
  • 遮光率・・・遮光機能なし
  • おススメのシーン・・・子供部屋など

 

1級と2級では最大でもたった約2%しか違わないことに、疑問を持つ方も多いかもしれませんね。

一般の家庭であれば3級程度でも十分と言われていますが、使用する部屋やライフスタイル、それぞれの考え方や環境に合わせて選ぶようにしましょう。
結局どの級の遮光カーテンを選べばいいのかわからない。遮光カーテンに意味はあるのかと思われた方は、下記の比較動画を参考にするとわかりやすいかもしれませんね。

 

UVカット

窓は日差しを取り入れるためのものですが、同時に日差しには人体に有害な紫外線が含まれています。
女性を中心に、色白を保ちたいと、部屋の中でも日焼け止めを塗る方も増えつつあります。ひと昔前は、たくさん太陽を浴びた小麦色の肌が健康の証だったんですけどね。若いころにせっせと太陽を浴びた自分を呪います・・・。

紫外線を遮蔽すれば、フローリングや家具、畳などが焼けてしまうことも防げますので、日差しの強い部屋や、デリケートな内装や家具などこだわっている部屋、長く窓際にいるけど焼きたくない場合に効果的です。

こちらもカット率の高さによってランクがある場合がありますので、カーテン購入の際は確認してみましょう。

 

ミラー

この機能をもったカーテンで多く見られるのは、ミラーレース。

レースの裏側を特殊な加工によって鏡面のようにし、昼間屋外から見たときに光を反射させ、視線を遮る機能です。プライバシーに配慮された機能で、人通りの多い道路に面したお部屋や、女性のお部屋には必須の機能かもしれません。

また、通常のレースよりも太陽光をカットするため、部屋の日焼けや色褪せを抑える効果も期待できます。

 

遮熱

特殊な糸やコーティング加工により、太陽熱を妨げる機能を持ったもの。
今のような夏場の暑さ対策としておススメです。太陽熱が窓から伝搬してきて部屋を暖めることを軽減する効果があるため、室内の温度上昇を抑えて冷房効果が高まり、省エネ効果が期待できます。

 

保温

遮熱とは逆に熱伝導率を小さくして、冬エアコンなどで温めた温度を窓から外に出さないようにするもの。

 

撥水

水をはじくように、フッ素加工を施しているもの。

 

防汚

生地に汚れがつきにくいよう加工を施したもの。子どもさんやペットなどがいらっしゃるご家族などにおススメです。
たばこを吸う方や、料理をする部屋用、またアトピーで悩む方にも選ばれているようです。

 

抗菌

有害な細菌を分解する機能があるもの。医療施設などでも利用されています。

 

ウォッシャブル

家庭で洗濯ができるもの。縮みにくく、渇きの早いポリエステルを採用したものが多いです。商品ごとに指定されている洗い方を守るように注意しましょう。

 

消臭

生地に織り込まれた薬剤によって、たばこやペットの臭いなどを分解・中和させる効果のあるものです。商品によっては、ホルムアルデヒドなどのVOC(揮発性有機化合物)を分解し、消臭するタイプもあります。

消臭効果を持つカーテンの中には、光触媒消臭加工されている商品もあります。

そのため、ニオイのこもりやすい部屋や、ペットがいる部屋、お客様をお招きする応接間、客間、リビングなどに適しています。

 

防音

遮音効果を高めたカーテンです。一般的なカーテンよりは遮音性が高いものの、これだけで効果を発揮するほどの期待は難しいため、あくまでも補助的なものとして利用するとよいでしょう。

 

制電

静電気が発生しにくい加工がされているため、ゴミやほこり、汚れが付きにくくする効果があります。
こちらもアトピーで悩むご家庭などでも選ばれているようです。

 

防炎

難燃性繊維を使用しているため、炎が拡がるのを防ぐカーテン。10階以上のマンションは使用が推奨されており、住む階に関係なく防炎カーテンにするよう勧められており、防炎、防火対策対象建築物、学校・官公庁・ホテルなどでは義務付けられているカーテンです。また、たばこを吸う家庭や、ストーブなど火を利用する部屋などによいかもしれません。

ただ勘違いしやすいのが、防炎カーテンはあくまで「防炎」であり「不燃」ではないこと。決して燃えないという訳ではありませんので、ご注意を。

 

形状記憶

カーテンにはヒダがありますが、このヒダは時間の経過とともに伸びてくるのです。スーツやシャツと同じく、このヒダの形をきれいにとどめてくれる機能です。

ただ選択するごとにその機能は弱まりますが、アイロンなど高温を与えると機能性が失われるものの、補助的な役割として捉えておくといいかもしれません。

 

まとめ

いかがでしょうか。

今回は少し趣を変えて家具という観点でご紹介してみました。

おうちをリニューアルや新築した場合、家具などに優先的に予算をかけてしまい、カーテンはなんでもいいや・・・となりがちな方も多いのですが、カーテンの選び方によって省エネ効果が高まるだけではなく、健康面にも影響を与えるのであれば、住まいの断熱性や、建具、または窓サッシの性能と併せて、優先順位を考慮すべきなのかもしれませんね。

カーテンの細かい性能はメーカーや商品ごとに様々ですし、ご家庭ごとに生活の中で困っていることは様々だと思うので、ショールームやインターネットや通販などでデザインと機能面それぞれの特長や特徴を理解したうえで、最適なカーテンを選ぶことが大事でしょう。

ご家族の暮らしのため、またはお財布のためカーテン選びの際にも賢い選択をしたいものですね!