屋根

雨漏りに困った時や修理リフォーム時にまず知っておくべきこと

雨漏り

オオサワ創研の「住まいのコラム」をご覧いただき、ありがとうございます。
本日も、みなさまが知って得する住まいの情報をお届けいたします。

さて今回のテーマは「雨漏り」について。

 

 

雨、続いていますねぇ・・・。
少し前までは梅雨とは思えないほどあまり雨が降らなかったのですが、いきなり取り戻すかの如くどっと大雨が続いています。もう少ししたら台風も発生する季節が来ます。今年2016年は台風1号が発生するのが遅いため、7月から9月にまとまってくるのではないかと言われていますね。

こうなると怖いのが、大雨や台風による家への被害。
みなさまのおうちは雨漏りなどしてませんか?

 

そこで本日のコラムは

「実は怖い!雨漏りの影響とは?」
「雨漏りの原因を知りましょう」
「雨漏り修理依頼を考えるべきタイミングとは?」
「突然雨漏りしだしたときにできる応急処置とは?」
「雨漏り修理の一般的な相場とは?」
でお送りしたいと思います。

 

実は怖い!雨漏りの影響とは?

お住まいのおうちが雨漏りをしていると、インターネットで検索をしてこの記事を読んでいる方も多いかもしれません。雨漏りを見かけてしまったなら、即修理を検討されることをお勧めします。

雨漏りは、様々な悪影響を及ぼす事態であり、目に見える状態になってしまってからでは、修理代金がとても高額になってしまうことがあるのです。

屋根は住まいの中でも最も見えないところといっても過言ではありません。昔は屋根の上で遊んでいたものですが、最近はスレートで出来ていたり、瓦であっても危ないからと屋根に上ることがなくなりました。そして屋根裏にも入ることがあまりないため、屋根のことを気にかけながら生活している人は非常に少ないでしょう。

それらの理由もあり、雨漏りがしていると気づいたときには、躯体内はかなりひどい状態になっていることが多いのです。

では、この雨水はどこからきているのでしょうか。
侵入口としてまず考えられるのは、まず屋根です。そのほかに外壁、ベランダ、サッシなどからじわじわと浸み込み、水分を吸収しきれなくなった水がポタポタと漏れてくるパターン。そのため、雨水の通り道となっている柱や梁、壁なども濡れることで、その部分が腐ってしまうことや、湿気の多いところを好むシロアリの恰好の棲家となってしまうこともあります。その結果として強度が保てず地震に弱い家になってしまったり、カビが発生して家族の健康にも影響を及ぼすこともあるのです。

雨漏り

こちらの写真は、築15年の一般的なスレート屋根の内側です。外側からはわかりませんでしたが、内側がボロボロになっていました。
みなさまのおうちは築15年経っているのであれば同じ状態になっていないとは言い切れないのです。

 

可能であれば、定期的に屋根の検査をおススメしています。

 

 

 

雨漏りの原因を知りましょう

では、雨漏りの原因とは何が考えられるのでしょうか。
代表的な原因として、まず下記の3つがあげられます。

  • 経年劣化による老朽化
    屋根は年中雨風にさらされているため、老朽化しやすい箇所です。
    そのため、老朽化した屋根材や木材の変化、または防水コーキングの劣化などが起こりやすいのです。
  • 雨や風による突発的要因
    台風や大雨といった暴風雨の際に、屋根瓦がずれたり、物が当たってひび割れを起こしてしまうことがあります。そのまま気づかずに放置してしまった場合、行き場のなくなってしまった雨水が、わずかなすき間から徐々に屋根の下地を腐食させ、雨漏りを引き起こすのです。
    また、雨どいなどに落ち葉やごみが溜まり、それを放置したことから起こる雨漏りも散見されます。
  • 構造上の欠陥による要因
    新築施工の欠陥による雨漏りも、悲しいことに意外と多い原因のひとつなのです。

 

また上記の原因が元で雨漏りが多い箇所と、その症状とどのようなものなのでしょうか。
あげてみました。

  • 屋根のてっぺんで屋根の部品を支えている、練板金や釘の浮き
  • 瓦の割れやずれ
  • 漆喰の崩れ
  • スレートのひび割れ
  • スレート塗装の劣化
  • 谷樋に穴が開いている
  • 雨どいに落ち葉などが詰まり、行き場のなくなった雨水によって屋根下地が傷んでしまう
  • 天窓やトップライトにすき間が出来て雨が漏れている
  • ベランダや練板金のコーキング剥がれ
  • 経年劣化したトタン屋根など、屋根全体がボロボロになって長年放置されている

 

雨漏り修理依頼を考えるべきタイミングとは?

前述のように、目に見える状態まで雨漏りが進んでしまうと、屋根だけではなく、その下の躯体部分まで傷んでしまっていることが多いため、修理費用が非常に高くなってしまうことも少なくありません。

そのため、業者に梅雨や台風シーズンの前に定期的なチェックしてもらい、屋根の健康状態を把握しておくことが大事なのです。
ただ、いつもいつも屋根やさんに点検をお願いすることは現実的ではありません。そのため、ご自分でもある程度できる点検ポイントをご紹介します。

  • 瓦が割れたり、欠けている部分はありませんか?
  • ずれている瓦はありませんか?
  • スレートがひび割れてませんか?
  • スレート塗装は劣化していませんか?
  • 練板金や釘は浮いていませんか?
  • 漆喰が崩れていませんか?
  • 屋根が波打っていませんか?
  • 屋根に草やコケが生えていませんか?
  • 腐った食べ物などを置いていないのにコバエなどが多く見られませんか?
  • ベランダ下や練板金部分のコーキングは剥がれていませんか?
  • 軒天井が浮いていませんか?
  • 軒天井にシミができていませんか?
  • 壁に大きなヒビが入っていませんか?
  • 壁にシミができていませんか?
  • エアコン上部・換気扇上部・リビングなどの天井にシミができていませんか?
  • 前回屋根のメンテナンスをして、すでに15年~20年経過していませんか?

 

上記を読んで、少しでも不安に思った箇所があれば業者に調査をしてもらいましょう。ただ、屋根に上ることは非常に危険ですので、点検をするだけでも業者に依頼することをお勧めします。

ただ、訪問販売などで雨漏り修理を持ちかけてくる業者などは、基本的に気をつけるなど、悪徳業者に引っかからないように十分注意してください。何はともあれ、業者選びは非常に重要なポイントです。

 

突然雨漏りしだしたときにできる応急処置とは?

予想外の風雨で突然雨漏りが始まってしまった場合は、どうすればいいのでしょうか。業者に屋根の修理を依頼しても、これからの時期、屋根やさんは忙しくなるため急に駆けつけることが出来ないこともあるかもしれません。
そんなときに、応急処置としてどんなことができるのでしょうか。

  • バケツやお鍋を置いて床が濡れるのを防ぐ
    雨水が天井から落ちてきている場合は、何はともあれバケツやお鍋を置いて床や家具、電化製品などが濡れる事態を防ぎましょう。その際、新聞紙や雑巾を下に敷いておくことをお勧めします。
  • ブルーシートをかぶせる
    屋根から雨水が侵入している場合は、屋根の上にブルーシートをかけるとある程度は漏れてくるのを防ぐことができます。雨漏りは原因となっている箇所を見つけ出すことが非常に難しいため、一時的な処置としては非常に効率的かつ効果的です。
    しかし、屋根に上ることは非常に危険であり、天候が悪い中で足場が悪い中ブルーシートを張るのは危険で大変な作業のため、無理して行わないようにしましょう。
    そのような場合は、室内から雨漏りをしている部分を覆ってしまうことも手です。
  • 防水テープなどで雨の侵入を防ぐ
    屋根や外壁などから水の侵入口が明らかに特定できる場合は、防水テープを使用して雨の侵入を防ぎましょう。
    ただ、防水テープは濡れているとすぐにはがれてしまうため、雑巾やタオルなどできれいに水気が取り除ける場合のみ利用できる方法と言えます。また、広範囲に雨漏りしている場合も適さない方法です。
  • サッシから雨漏りしている場合は雑巾が大活躍!
    サッシ周りから雨漏りが起きている場合は、サッシの窓台部分に雑巾を置いて水を吸い取りましょう。その際雑巾の下にビニール袋などを敷いておくと、窓台が濡れません。

 

また最近、ネットでDIY雨漏り修理の記事を多く見かけますが、雨漏りのDIYはおススメしません。防水補修工事は、プロ以外が行うと精度にムラが出やすく、ムラが出てしまった場合は短期間で防水効果をなくしてしまう可能性があります。その場合、建物に大きな影響がありさらに莫大な補修費用がかかってしまうこともありますので、専門の業者に依頼したほうが賢明でしょう。

 

雨漏り修理の一般的な相場とは?

では、雨漏り修理の一般的な相場とはどのくらいなのでしょうか?

もちろん範囲や、業者にもよりますが20万円~50万円以内が一般的な費用の相場です。
屋根を修理する際は、転落の危険性があるため、どうしても屋根の修理には足場を組む必要があります。そのため足場設置分の工事費用がプラスで必要となってしまうのです。また状態がひどく屋根全体の交換工事までが必要となると、リフォーム費用は一気に跳ね上がってしまいます。
既存の屋根に防水処置を施し、さらに新しい屋根材を重ねる工事で100万円~150万円程度、侵食がひどく下地ごと交換しなければならないような状態、いわゆる葺き替え工事まで必要になると120万円~200万円程度が相場となってきます。そして、外壁からの雨漏りも大体同じくらいの費用がかかります。

でも実は雨漏り修理を行う際に、火災保険に加入されている場合は、火災保険に「風災補償」という補償があれば適用になる可能性もありますので、ご加入の火災保険会社や依頼する業者に確認をしてみましょう。

 

まとめ

いかがでしょうか。

今回は、雨漏りで困った時や修理リフォームする際に、まず知っておくべきいくつかのことをご紹介しました。

屋根から漏れた雨漏りは、前述のように気づいたときには非常に修理費用がかかってしまう状態になっていることが多いため、定期的な検査確認をしておくことをお勧めします。

これから雨のことを考える機会も多くなるかと思いますので、早め早めに動いて大変な額をかけないといけないという状況だけは避けたいですね!