健康・eco

シックハウス症候群や化学物質過敏症の原因が増えている今健康に生きるために必要なこと

シックハウス症候群

オオサワ創研の「住まいのコラム」をご覧いただき、ありがとうございます。

本日も、みなさまが知って得する住まいの情報をお届けいたします。

さて今回のテーマは「シックハウス症候群」について。

先日の「高気密・高断熱」について、大きな反響をいただきました。本当にありがとうございます。その高気密高断熱住宅が当たり前となった今だからこそ、深刻な問題になっているシックハウス症候群や化学物質過敏症について、詳しくお伝えしたいと思います。また長くなってしまいそうな予感が早くもビンビンしています。とても大事なことです。

 

そこで今回は、

・シックハウス症候群とは
・シックハウス症候群が起こる原因とは
・シックハウス症候群の治療方法について

をおおくりします。

 

シックハウス症候群とは

シックハウス症候群とは、ひとつの疾患を表すのではなく、「新築の住居やその他家にまつわる様々な原因から起こる健康障害の総称」を指します。風邪や花粉症に似た症状が多いため、えてして見過ごされることが多いことも問題となっています。

シックハウスの代表的な症状としては、
・目がチカチカする、目がかゆい、涙が出る、目が痛い、目が充血する
・のどの痛みがある、咳やくしゃみが出る、ぜんそくのような症状、息切れがする
・全身がけだるく、疲労感や倦怠感に襲われる
・鼻水や鼻づまり、頻繁に鼻血が出たり匂いに敏感になる
・耳鳴りや平衡感覚の異常を感じふらふらする
・食欲不振や、食欲過多、吐き気を感じる
・アトピー性皮膚炎、じんましんや乾燥、かゆみなど
・不眠や眠気、集中力や記憶力の低下
・めまい
・うつや不安感にさいなまれる
・頭痛や頭重症状、肩がこりやすくなる
・関節痛や筋肉痛、不整脈や動悸に悩まされる
などがあげられます。

心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、「シックハウス症候群」と並び「化学物質過敏症」が似た症状としてよく同一のものとしてあげられますが、厳密には同じではないため、注意が必要です。

 

シックハウス症候群が起こる原因とは

シックハウス症候群は新築・改築・リフォーム・引っ越し後に起こることが多いのですが、それは下記のような原因があるためです。

・住宅に使われている建材や塗料、接着剤などに使われているホルムアルデヒドなどの化学物質
・家具やカーテンに含まれている化学物質
・寒さや暑さ、電磁波や騒音、気圧変化や湿度変化、光などからくるストレス
・花粉、カビ、ダニ、ウイルスや細菌、微生物
・環境の変化による心理的や肉体的ストレス
・大気汚染や水質汚染の影響
などが代表的な原因です。新しい家具やじゅうたんを買ったときや、最近害虫駆除をほどこしたり、ワックスをかけたりした際に症状があらわれるときもあるようです。

そしてシックハウス症候群や化学物質過敏症の怖いところは、昨日まで大丈夫だったからと言って、明日も大丈夫とは限らないところです。花粉症と同じく、人によってその許容量や耐性は異なるため、同じ家で暮らしていても発症する人としない人に分かれます。シックハウス症候群を引き起こす物質の多くは揮発性が高く、コップの水がじわじわと蒸発するように室内を汚染し、有害物質は日々体内に蓄積していきます。特に気温の高い真夏は、化学物質も蒸発しやすく真夏におけるホルムアルデヒドの空気中濃度は真冬の15倍という結果も報告されています。そのため、家を建てたときに測定して指針値をクリアしていても、室内の状況や使用しているものなどで厚生労働省が設定した基準値を上回り、結果として各々の許容範囲を超えてしまい、症状が出てしまう可能性があります。そのため有害物質濃度を測定しても、人によってその許容量が違うためあまり大きな収穫が見込めないことも多いようです。

シックハウス症候群の特徴と しては、屋内にいるときに症状が発生し、外に出ると症状が止まったり和らぐこともあります。外に留まっても症状が変わらない場合は、「化学物質過敏症」の可能性があります。そのため、シックハウス症候群は化学物質過敏症の初期の兆候として注意しなければいけない段階と言えるでしょう。

化学物質過敏症になってしまった場合は、微量でも化学物質のある場所ならどこでも発生するため、新車で発生する「シックカー症候群」や、学校で発症する「シックスクール症候群」などが近年問題視され始めています。

化学物質過敏症になってしまった場合は、町中のありとあらゆる化学物質に反応してしまい、日常生活が困難となってしまうので、早めに対処をしなければならないでしょう。化学物質過敏症の主な原因としては、
・排気ガス
・たばこ
・農薬
・化粧品
・シャンプーやリンス
・洗剤やスプレー
・芳香剤など香料を使ったものなど
・消臭剤や消臭スプレーなど
があげられます。

このように新しい生活や新しい家具などを購入してワクワクした気持ちになっているときに、これらの症状が出てしまうことは誰も体験したくないものでしょう。 そして化学物質は空気の流れが少ない低い場所などに流れやすいため、赤ちゃんや子ども、ペットなどに特に影響が大きいのです。

 

 

・・・フム。やはり長くなってしまいました。

次のコラムでは、シックハウス症候群の予防方法や対処方法をお伝えしたいと思います。

 

次回「住まいのコラム」もお楽しみに!