外装・エクステリア

遮熱塗装で夏は涼しく冬は暖かい、魔法のような住まいに過ごす

遮熱塗装

オオサワ創研の「住まいのコラム」をご覧いただき、ありがとうございます。
本日も、みなさまが知って得する住まいの情報をお届けいたします。

さて今回のテーマは「遮熱塗装」について。

 

 

 

最近、省エネリフォームについて書いた記事を見てというお客様からのご相談を何件かいただき、みなさまいきなり暑くなってきたこの気候に疲弊しているのだなと感じています。今年2016年は平年より早く、5/16付けで沖縄と奄美が梅雨入りしたとの発表もあり、梅雨と本格的な夏に備えるべき時期に入ってきました。

 

そこで本日のコラムは、

「夏は外気温より室内の温度が高くなりがちなのはなぜ?」
「塗るだけで涼しくなる?遮熱塗料の不思議な仕組み」
「遮熱塗料の特長と機能について

でお送りしたいと思います。

 

夏は外気温より室内の温度が高くなりがちなのはなぜ?

遮熱塗装

夏の暑い日に買い物から帰ったら、部屋の中がむわっとして汗が止まらないことがあります。また車を屋外に置いて社内が暑くてたまらないという経験はほとんどの方・・・いや、みなさま間違いなくしたことがあるのではないかと思います。そもそも、なぜ夏は室内の方が暑くなりやすいのでしょうか。まずはおさらいしておきましょう。

その主な理由としては、太陽光に含まれる赤外線が建物の表面温度を上昇させ、その熱が建材を通り抜けて家の中に侵入するためです。そのため日差しが直接差し込む窓からだけではなく、屋根や壁からも熱が室内に入り込んでくるのです。
特に屋根は昼間の表面温度が約60℃になることもあり、日射熱が天井を通り抜けて上階の部屋へ熱が伝わり室内温度を上昇させることで暑苦しい室内環境を作り上げてしまいます。マンションの最上階や角部屋が一般的に人気ですが、日射熱や外気温により室内の温度が左右されやすいというデメリットがあることも知っておきましょう。

上記の理由などから理解できるように、屋根や外壁からの熱を遮ることは、快適な住まい環境づくりにおいてとても重要なのです。

 

塗るだけで涼しくなる?遮熱塗料の不思議な仕組み

ではどのようにして外からの熱を通しにくくし、室内を快適な環境にすればいいのでしょうか。
一般的な方法として、先日の省エネリフォームについて書いた記事でもご紹介したように、窓や断熱材などでの対策で室内に熱を通しにくくするなどありますが、外壁塗料に遮熱塗料を用いることでも夏の室内温度の上昇を防ぐことが出来ます。遮熱塗料は「高日射反射率塗料」とも呼ばれ、温度上昇の原因である赤外線を反射することにより、塗膜や躯体の温度上昇を抑制することができる塗料です。そのため建物の屋根、外壁に塗布することで室内温度の上昇を抑制し、室内環境の向上と躯体の熱劣化を抑制する効果などが期待できる、まさに塗るだけで建物を涼しくできる塗料なのです。

 

遮熱塗料の特長と機能について

遮熱塗料

当社では遮熱塗料として、「アステックペイント」や「ガイナ」という塗料を主に使用しています。

今回例にあげる「ガイナ」は、宇宙航空開発機構のJAXAがH-Ⅱロケット開発に際して打ち上げ時の熱から機体や人工衛星を守るための断熱技術を採用しています。この断熱塗装は、軽量で熱制御性に非常に優れているのが大きな特長です。

このガイナは赤外線が照射されたときに熱反応しにくい性質をもつ特殊セラミックを主成分とし、この特殊セラミックが塗膜の表層を覆うことで、太陽光線に含まれる赤外線を乱反射させ、ガイナ塗膜に触れる温度に瞬時に同化。同時に一部吸収した熱を放射することで、外からの日射を効果的に逃がすので、高い遮熱性能があるのです。

そのためガイナを塗布した部屋では、冷房を動かして室内空気温度が同じ20℃でも、壁・天井の表面温度が室内空気温度に順応し体感温度は20℃となり、ガイナを塗布していない部屋と比べ、その差は10℃も低くなります。また夏の暑さと同様冬の寒さにも強くなり、冬の寒気に室内で暖房を使用すると、塗布面の温度が瞬時に上昇し、室内側へ赤外線を効率的に放射することで、暖かい室内環境となるためガイナを塗布していない部屋と比べ、体感温度差は10℃も高くなるのです。

またガイナ塗料を塗布した際の付加価値として、さらに下記の効果も期待できます。

  • 特殊セラミックとアクリルシリコン樹脂をハイブリッドすることによる、耐久性の向上
  • 音が約4〜10デシベル低下する、防音効果
  • 熱エネルギーの移動を押さえることによる、防露効果
  • 空気中の有害物質や嫌な臭いを中和・イオン化することによる、消臭効果
  • 十分な透湿力をもち、水蒸気や空気などを通すことによる、透湿効果
  • カビや有害な菌からの、防菌効果
  • 熱エネルギーを蓄えない性質による、防護効果
  • 環境に優しい水性で、内装塗装にはホルムアルデヒド放散等級区分(F☆☆☆☆)の内装用も備える安全性
  • 特殊セラミックのイオン化作用により空気質を改善する、癒し効果
  • 特殊セラミックとアクリルシリコン樹脂の効果で、優れた帯電防止性、親水性塗膜による、防汚性
  • 弾力性に富んでいるため、亀裂ができにくく、衝撃、振動に強い塗膜に仕上がる
  • 特殊セラミック効果による、不燃性能(国土交通大臣認定)
  • 特殊な工具を必要とせず、美しい仕上がりが可能

 

まとめ

いかがでしょうか。
今回は当社で遮熱塗料として採用しているガイナ塗料を例として、遮熱塗料を使用するとどのようなメリットがあるのかご紹介しました。
一般的な省エネリフォームとして高気密高断熱施工だけではなく、遮熱塗料を利用することで日射熱を原因とした暑さを緩和させることでより夏は涼しく、冬は暖かいという住み心地の良い住まいを作れるのではないかと思います。
みなさまのおうちが、もし暑くて寝苦しい、寒くてたまらないということであれば、遮熱塗料も選択肢のひとつとして考えてみるのもいいかもしれませんね!